マッチング事例㉜
NPOの応援

おいしいお米を子どもたちへ

一般財団法人 日本善意財団
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児童家庭支援センター おるおるステーション

一般財団法人 日本善意財団

日本の将来を担う子どもたち、特に経済的・社会的・家庭的に厳しい環境にある子どもたちが真っすぐに育っていけるように物心両面から支援したい、との思いから発足した日本善意財団。

これまでも、KOBE地域貢献応援プラットフォームでは、子ども食堂やフードパントリーを行っている団体への食料支援のマッチングをお手伝いさせていただきました。

今回は、児童家庭センター おるおるステーションとマッチング。
お米があればなんとかなるのにそれさえ難しい、そんな状況にある子どもがいると聞き、お米の支援を決めていただきました。

2022年9月から12月は、毎月30kgのお米をお届けする「お米つなぐプロジェクト」でご支援。さらに、長期休み前にご家庭にお米を支援する「米米プロジェクト」として、夏休み前に15世帯のご家庭にそれぞれ10kgのお米が届くよう、150kgのお米を提供してくださいました。

お届けするのは、日本善意財団の活動に賛同する農家さんが手をかけて育てた、安心安全なおいしいお米です。
子どもたちが安心しておいしいご飯を食べられますように。

児童家庭支援センター おるおるステーション

児童養護施設である神戸実業学院が運営している「児童家庭支援センターおるおるステーション」。
子育てや養育に関する相談施設の役割を担い、子ども食堂「ひらのっ子食堂」の運営もしています。

おるおるステーションでは、学習支援やプレイルームの開放、季節のイベントの実施など「地域で子どもたちを育てる」ことを目的に様々な活動を行ってきました。
また、厳しい状況にあるご家庭の支援として、お弁当や食べ物をご自宅まで配達したり、生活の支援を行ったりと細やかなケアにも取り組んでいます。

《おるおるステーション センター長 金子紘己さんより》
ご飯は生活するために必要不可欠なものであり、日々の楽しみでもありますが、安心して毎日食事をとることが難しい子どもたちもいます。そんな中での今回のご支援は、とてもありがたく思います。

お米をいただいた、ということはもちろん嬉しいのですが、なによりも『応援してくれる・気にかけて支援してくれる人がいる』ということに、お米を受け取ったみなさんは励まされています。
日本善意財団さんにいただいたお米には農家さんからのメッセージが入っていて、応援してくださる気持ちを一層感じられ、元気をいただきました。

特に子どもたちには、助けてくれる人がいることや何かしてもらったら感謝の気持ちを伝えることといった、大切なことを知るきっかけにもなったと思います。ありがとうございました。